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いつまでも美しくあるために

輝きを生む「か・き・く・け・こ」のルール 今回は「け」と「こ」について

 このコラムも今回で最後となりました。いつまでも輝きを失わず、素敵な生き方のできるマダムを目指し、私が心がけていることを綴ってきました。  それは、「こんなふうにしたら、こうなったわよ。あなたもやってみて」というスタンスではありません。最初にお話ししたように、私もまだまだ発展途上。だからこのコラムの内容も、私自身へのメッセージでもあるのです。
 人生を歩き続けていて、ふっと自分を省みたときに、「あ、大丈夫。私、ちゃんと輝いているみたい」と思いたい。「か・き・く・け・こ」のルールは私自身との約束でもあるのです。
 「か=感謝」「き=気力」「く=くつろぎの時間」とお話ししてきました。最期は、「け」と「こ」。「け」は「決断の時」、そして「こ」は「個を大切にする」です。


50代はこれまで以上に「決断の時」
 読者の皆さんにとっては、50代なんてまだまだ先のこと、という感じでしょう。うーん、私にとっても「先のこと」のはずだったんですけど・・・。それなのに、気がついたらまっただ中にいました。
 結婚や出産、社会復帰など、30歳以降の女性は変動の激しい人生を過ごすことになります。その時代はまるで坂を転がるというより崖を落下するような勢いで、めまぐるしく過ぎていきます。
 そうしてはたと気づいたとき、私の目の前には大学生になった息子と娘がいて(ちなみに年子です)、「あら?」と思ったときには自分の時間が増えていたのです。
 実を言うと、家事育児でめまぐるしく暮らしているときも、私は心の奥底で、この時代が到来するのを心待ちにしていました。

 だから、いざその時が到来したときは、「第二の青春が始まった!」という気持ちでいっぱいだったのです。若いころとはちがうエネルギーに溢れ、人生がもたらしたさまざまな経験によって人間的に深くなる50代は、大輪の花を咲かせる可能性に満ちていると私は感じました。
 ただ、若いときとちがって、リスクはあるのです。
 なんといっても若いときとちがって肉体は衰えているのです。長年乗り回した車にガタがくるように、私の身体にも不都合が生じて、病気もしやすくなります。


エレガントコーディネーター 市川 吉恵
輝きの泉は日々の暮らし方の中に  同じく歳を重ねた夫の身体のことも気遣わなければならないし、親の介護問題なども生じる可能性もあります。
 あれこれと自分の置かれた状況を顧みてみると、「やりたい」と思ったことに対して躊躇している場合ではないことに気づきました。それこそすぐに決断しなければ、機を逸してしまうことでしょう。そして20代や30代のときのように、「またチャンスがあったら」という希望的観測はできないと思います。

 そんなわけで、私はパリのリッツ・エスコフィエに6週間、留学するという大冒険(?)に出ました。これは家庭を持つ女性にとっては、まさに冒険的なことなのです。
 夫の母も実母もまだ元気、子どもはまだ結婚していない(結婚すると孫のことなどで忙しくなりそうな気がします)、夫はなんとか大丈夫そう・・・ならば、今だ!! こんなふうです。
 ただ、決断したことを実行するには、まず自分の中で決心を固めてからの方がいいと思います。思いついたことをすぐに周囲の人に言ってしまうと、反対に遭ったとき、すぐにくじけてしまう可能性があるからです。
 私も決意を固めるまでは、家族には話しませんでした。

 そして決意が固まっていると、周囲も不思議と納得してくれるのです。この「決意」と「決断」の法則は、50代に限らず、何かを成そうとするときに有効かも知れませんね。
 これから私が何歳まで生きるかは神のみぞ知ることですが、これまで以上に「人生の刻」を大切にしたいと思います。決して無駄にしないように。


「個を大事に」して内側から若々しく
 そして最後の「こ」は、「個を大事する」ことです。
 私は若いころ、自分のことが好きではありませんでした。自分のイヤなところばかりが目について、自信を持つことができなかったのです。
輝きの泉は日々の暮らし方の中に  結婚して子どもが生まれても、幼稚園や小学校のママとのおつきあいも苦手。この仕事を始めたときも、最初はどんなふうに話したらいいか、心の奥では本当におどおどしていたのです。
 けれど、いろんな人と知り合って、自分をあえて不慣れな状況に置くことによって、それまでの自分とはちがう面を発見するようになりました。
「え、私って、こんなところもあったんだ」というような感じです。
 そんなことが重なっていくうち、私はいつの間にか、私のことを好きになり始めていました。ダメなところもいいところもひっくるめて、私自身を受け止めることができるようになっていったのです。
 両親の娘としての私ではなく、妻や母としての私でもない、「私自身」という個を大事にしようと思い始めたのは、そのころからだと思います。
 そんなふうに自分を受け止めると、ほかの人のこともそれぞれのいいところを尊重するようになるんですね。自分のダメなところを認めることができたから、ほかの人も許せるのです。
 誰だって、ダメなところよりいいところを見て欲しいですものね。


輝きの泉は日々の暮らし方の中に  そんなふう「個を大事にする」ことに気づいた以上は、内側からも外側からも自分を磨いていきたいと思います。若づくりが美しいこととは思いませんけれど、女性は誰でも1歳でも若く見られた方が嬉しいというのが本音ではないでしょうか。
 そうなると、これまでお話ししたような内側磨きと共に、外側磨きもそれなりに必要になってきます。
 私が今、実行しているのは、お風呂に入った際の泡パック。志村けんさんの馬鹿殿みたいになってしまいますけれど、これは一日の終わりに自分へ贈るごほうびでもあるのです。
 そして湯船に浸かっている時や、洗顔のついでなどにごく簡単なリンパマッサージを行なっています。化粧水は2〜3回に分けてたっぷりと。  年を取ると口角が下がってしまいますから、意識してあげるようにしています。
 食事で気をつけていることは、コラーゲンパウダーと青汁を豆乳と野菜ジュースを混ぜたドリンクに加えて摂るようにしていること。

 そして朝・昼はしっかり食べて、夜は軽めに。
 もしかしたらみなさんはもっとしっかりお手入れなさっているかも知れませんね。私は元来が面倒くさがりなので、できるだけ簡単で続けられることに重きを置いています。
 けれどこれを続けるのと続けないのとでは、30年後、どんな違いがでているでしょう?! アンチエイジング目的の整形手術など大がかりなことを私はしたくないので、やはりささやかな積み重ねを大切にしたいと思うのです。

 人生というとなんだか途方もないことに思われますが、一年、一ヶ月、一日の積み重ねです。そしてこの一瞬一瞬が、一日に繋がります。
 どの一瞬も輝いている、そんな女性が世の中に溢れたら・・・。夢のようなことかも知れませんが、それは素敵な想像だと思いませんか?
 私も輝く女性の一員になれるよう、あなたと共にこれからも前を向いて歩いていこうと思います。
 最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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